ゲージュツでもブンガクでも音楽でもなんでもいいけど、作者がいて作品がある、というスタンスをやめて、作品が作者をつくる、ということにしたらいい。どんなくだらない作品も、感動して泣いてしまうような作品も、その意味では同じなんだ。


そう考えると、この世は魑魅魍魎だらけだ。作品など星の数ほどあるのだし。生み出されるべく待っていた作品どもが、実際にみえるようになる、というのが表現だ。


と、ふと思ったら、なんかこの世界がとても魅力的な場所に思えてきたよ。